| かまずに読んでくれるので、ちょっと危機感を覚えました 世界初となる、人間の声を精巧に再現してテキストの音声読み上げをしてくれるスマートフォン用アプリ「声バンク・高橋愛ドロイド」の発表会見が行なわれ、第一弾音声に選ばれたモーニング娘。6代目リーダーの高橋愛が出席した。 声バンクとは、BS-TBSとサイバークローン社が開発したソフトで、あらかじめ収録しておいた映像と音声を元に、自分で入力したテキストなどをその有名人本人が話しているかのように再現するアンドロイド用アプリ。6枚の画像を元に、モーフィング技術を使って、声と唇をリップシンクさせているところが肝。 第一弾となった高橋愛は「音声収録は6時間ほどかけて、700以上の文章を録音しました。いろいろな言葉にあてはまるように、普段使わないような難しい言葉もたくさん話しました。写真は、いつもは表情をつけて撮るんですけど、無表情なものを、いくつもいくつも、連射して撮ったので、不思議な感覚でしたね」と収録エピソードを語っていた。また、会見でアプリが読み上げる自分の声を聞いて「私はよくかむので、こんなにスラスラと話されると、危機感を覚えます（笑）。カーナビとかに使ったら面白そうですね」とコメントしていた。なお、どんなものを読ませたいか？ という記者からの質問には「誕生日のプレゼントでもらったアインシュタインの本」と応えていた。 現在の機能としては、入力テキストの読み上げ、webテキストの読み上げ、ツイッターの読み上げの3つがあり、無料版は20文字まで、有料版（450円）は140文字までのテキストを読み上げてくれるとのこと。 会見に登壇したBS-TBSの丹羽多聞アンドリウ事業部長は、「バンクという名称にしたので、今後、声優やキャスターなど増やしていきたいです。また、将来は電子書籍への展開も考えていて、本1冊分の文章を、好きなタレントさんに読み上げてもらう、という構想もあります」と話していた。 なお、このアプリを使った番組「コラボTV『高橋×高橋』」が今週金曜23時より、BS-TBSにてオンエア予定となっている。 ●「声バンク 高橋愛ドロイド」 有料版 450円 無料版もあり アンドロイドマーケットより購入可能 HiVi |
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